こんにちは!こども絵画教室くじらクラフトです🐋
教室で、保護者様からこんなお話を伺うことがあります。
「うちの子、手先が不器用で…。大きくなったら器用になるのでしょうか?」
「絵を描くと、すごく雑なんです。性格ですか?」
もちろん、お子さんによってペースはそれぞれ違いますが、幼い子どもの手は、まだ成長の途中です✨
今回は、「子どもの手は魔法の手」というテーマでお話ししたいと思います。
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「思うように動かせない」のが自然な時期
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子どもたちは、「こう描きたい」「こう作りたい」と思っていても、その通りに手を動かすことがまだ難しい時期です。
保育や療育の現場では、そのもどかしさをイメージしやすいように、
『幼児期(1~5歳)は、大人が厚手の手袋を2枚~3枚重ねて、細かい作業をしているような感覚』
と例えられることがあります。
小学生のうちも、その軍手を重ねたようなもどかしさはまだ完全に取れていません。成長していくにしたがって、その軍手が少しずつ薄手になっていき、枚数が少なくなっていき、小学生高学年でやっと軍手が取れていく感覚、というと、イメージしていただきやすいかと思います。
子どもたちは、そんな「思うようにできないもどかしさ」を感じながら、毎日いろいろなことに挑戦しています。
ということで、実際に私もやってみました😲
これは、軍手を2枚重ねた状態で作った、折り鶴です🐦

実際やってみてわかりました。ものすご~~~く折りづらいです💦
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手は少しずつ育っていく
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手先の動きは、筋力や神経の発達、経験の積み重ねなど、さまざまな要素が関わりながら育っていきます。
その一つとして、手首には『手根骨(しゅこんこつ)』という小さな骨があります。
この骨は、生まれたときから大人と同じ状態ではなく、成長とともに少しずつ骨化し、完成へ近づいていきます。
そのため、小学生の時期は、手そのものがまだ発達の途中ということですね✋
力加減が難しかったり、線が曲がったり、塗りがはみ出したりすることも珍しくありません。
それは子どもが一生懸命取り組んでいるからこそ見られる、その時期ならではの素晴らしい成長の姿でもあると私は思います✨
手根骨の発達の数の目安として、1歳頃で約2個、10歳頃で約7個、成人で8個と紹介されています(個人差があります)。
参考資料:サンド『手のX線撮影』
https://sandoz-jp.cms.sandoz.com/sites/default/files/Media%20Documents/page2.pdf
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その子がどう描きたいか
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思い切りよく描くことが純粋に好きなお子さんもいます。
大人でも、筆の思い切りの良さを活かしたり、大胆に描く美を追求する作家さんもたくさんいますのでご安心ください✨
逆に、「もっと丁寧に描きたいのに、思うように手が動かない」と感じているお子さんもいます。
そのため、まずは、その子がどんな気持ちで描いているのかを見てあげたいなと思っています。
もし大胆に描くことを楽しんでいるのであれば、それもその子らしい表現の一つです。
一方で、「もっと丁寧に描きたいのに、うまくできない」と頑張っているお子さんであれば、「今は成長の途中だから、大丈夫だよ」と、安心して取り組めるような声かけができたらと思っております。
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今だからこそ描ける絵がある
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教室で子どもたちの作品を見ていると、子どもだからこそ描ける絵があるな、と感じることがよくあります。
少しゆがんだ線、勢いよくはみ出した色、思い切りのいい筆づかいや、大胆な構図。
その一枚には、その子がその年齢、その成長段階で感じたことや、一生懸命手を動かした時間が詰まっています。
私はそれを、子どもの魔法の手で描いた、宝物だと思っています😊
成長すると、手先は少しずつ器用になり、描き方も変わっていきます。
だからこそ、今しか書けない、宝物の作品を大切にしていきたいと思います。
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一人ひとりの成長のペース
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子どもの手の発達には個人差があります。
年齢とともに自然に器用になっていく子もいれば、ゆっくりと成長していく子もいます。
だからこそ教室では、「昨日よりできるようになったこと」や、「一生懸命取り組んでいる姿」にも目を向けていきたいと思います。
くじらクラフトでは、「上手に描くこと」だけを目標にするのではなく、その子がどんな気持ちで作品づくりに向き合っているのかを大切にしながら、一人ひとりの成長に寄り添っていきたいと思っています。
その子によって響く言葉、響かない言葉もありますので、ケースバイケースにはなりますが、どんな気持ちで制作しているのかな?に目を向けてお話していければと思います。
その時期にしか残せない成長の記録を、何年かあとに見返したとき、「この頃はこんな線を描いていたね」と笑顔で話せる日が来るかもしれませんね😊
そんな一枚一枚を、ぜひ大切に残していけたら嬉しいです。
















































































































































